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喘息治療コラム

【冬が近づく11月🍁インフルエンザワクチンで備えましょう!】

2023年10月20日

 気温が低くなり、冬⛄️の近づきを感じ始める11🍂ウイルス感染により喘息増悪を招く患者さん😷が増えてくる時期でもあります。インフルエンザも喘息悪化の一因となりますので、インフルエンザワクチンの接種も大切です。ワクチンの効果が出るのに23週間かかるため、早めに備えましょう(ワクチンの効果は45ヶ月程度持続します)毎日の手洗い・うがいや喘息治療をきちんと続けることも重要です❗️

 

【医師の指示どおり、毎日治療を続けていますか?】
 薬によって咳や発作などの症状が一旦ややおさまると(一見、治ったかのようにみえているだけなのですが…)「喘息が治ったかな?」と思って治療をやめてしまっていませんか?(「小児」👦はともかく「成人」👨喘息は残念ながら完全に治ることはありません…)症状がなくても気道の炎症は続いています!…そのまま薬をやめてしまうと病状がどんどん悪化するだけでなく、やがて気道が狭い状態のまま元に戻らなくなる「リモデリング」が起こり、喘息が重症化してしまいます…(薬をやめてしまう前よりも、もっとより治りにくい状態になってしまいます…)軽い発作(症状)であっても、気道が収縮するたび(症状が悪化するたび)リモデリングが進むおそれがあります。その結果、インフルエンザ新型コロナウイルスどころかちょっとした風邪をひいただけで、季節の変わり目で朝晩が涼しくなり、ちょっと気温差が起こっただけで症状がひどく悪化😷してしまうようになってしまいます…リモデリングを防ぐためにも、インフルエンザ新型コロナウイルスの感染による症状悪化を防ぐためにも、きちんと必要な予防接種を受けて、医師の指示どおりに症状が治まってもきちんと治療を継続してゆきましょう特に吸入ステロイド薬喘息の治療において重要な薬剤であり、新型コロナウイルス受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の発現を抑えたり、ウイルスが体内に入り込む際に用いられるセリンプロテアーゼ(TMPRSS2)というタンパク質分解酵素を減少させることがわかっており喘息の治療を継続することが、いよいよ第9波の真っ只中になりつつある新型コロナウイルスの感染を予防することにもつながります!

診療科目

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