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喘息治療コラム

【気象変動が大きくなる9月🎑日々の管理で喘息コントロールを❗️】

2023年8月21日

 9🌾は1年のうちで8月🌻に次いで台風🌀の多い月です。(続々と台風13号も来てますし…^^;)台風🌀の接近に伴い、気圧や気温が大きく変化すると喘息に悪影響😷が出る可能性があります。また、残暑☀️が厳しく、冷房を使用することが多い場合にも室内外の気温差に注意しましょう。気象変動を防ぐことはできませんが、屋内のカーデイガンの着用による体温調節や規則正しい生活などを心がけ、日々の喘息治療を怠らないようにし、喘息コントロールに努めましょう❗️

 

【医師の指示どおり、毎日治療を続けていますか?】
 薬によって咳😷や発作などの症状が一旦ややおさまると(一見、治ったかのようにみえているだけなのですが…)「喘息が治ったかな?」と思って治療をやめてしまっていませんか?(「小児」👦はともかく「成人」👨喘息は残念ながら完全に治ることはありません…)症状がなくても気道の炎症は続いています!…そのまま薬をやめてしまうと病状がどんどん悪化するだけでなく、やがて気道が狭い状態のまま元に戻らなくなる「リモデリング」が起こり、喘息が重症化してしまいます…(薬をやめてしまう前よりも、もっとより治りにくい状態になってしまいます…)軽い発作(症状)であっても、気道が収縮するたび(症状が悪化するたび)リモデリングが進むおそれがあります。その結果、新型コロナウイルス感染どころかちょっと風邪をひいただけで、ちょっと寒暖差(夏の暑い屋外とエアコンで涼しい屋内など)が起こっただけで症状が悪化してしまうようになってしまいます…リモデリングを防ぐためにも、ウイズコロナのこれからの時代だからこそ、暑い日が続きエアコンによる人工的な冷気にさらされるこれからの季節だからこそ、医師の指示どおりに症状が治まってもきちんと治療を継続してゆきましょう特に吸入ステロイド薬喘息の治療において重要な薬剤であり、新型コロナウイルス受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の発現を抑えたり、ウイルスが体内に入り込む際に用いられるセリンプロテアーゼ(TMPRSS2)というタンパク質分解酵素を減少させることがわかっており喘息の治療を継続することが、いよいよ第9波の真っ只中になりつつある新型コロナウイルスの感染を予防することにもつながります!

診療科目

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