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喘息治療コラム

【3月🎎花粉や気温差に注意が必要な時期】

2024年2月22日

 スギやヒノキの花粉が多く飛ぶ3月🌷喘息患者さんの中には花粉により喘息症状が悪化する人もいます😷マスクやメガネを着用し、喘息悪化を予防しましょう!また寒い日と暖かい日が交互にやってきて、少しずつ春🌸に移り変わっていきますが、急に寒くなる日は要注意です。前日と比較して平均気温が3℃以上低くなると喘息発作😷が起こりやすいと言われています。毎日の喘息治療も忘れずにきちんと続けてゆきましょう❗️

 

【医師の指示どおり、毎日治療を続けていますか?】
 薬によって咳や発作などの症状が一旦ややおさまると(一見、治ったかのようにみえているだけなのですが…)「喘息が治ったかな?」と思って治療をやめてしまっていませんか?(「小児」👦はともかく「成人」👨喘息は残念ながら完全に治ることはありません)症状がなくても気道の炎症は続いています!そのまま薬をやめてしまうと病状がどんどん悪化するだけでなく、やがて気道が狭い状態のまま元に戻らなくなる「リモデリング」が起こり、喘息が重症化してしまいます…(薬をやめてしまう前よりも、もっとより治りにくい状態になってしまいます…)軽い発作(症状)であっても、気道が収縮するたび(症状が悪化するたび)リモデリングが進むおそれがあります。その結果、インフルエンザ新型コロナウイルスどころかちょっとした風邪をひいただけで、季節の変わり目で朝晩が涼しくなり、ちょっと気温差が起こっただけで症状がひどく悪化😷してしまうようになってしまいますリモデリングを防ぐためにも、インフルエンザ新型コロナウイルスの感染による症状悪化を防ぐためにも、きちんと必要な予防接種を受けて、医師の指示どおりに症状が治まってもきちんと治療を継続してゆきましょう特に吸入ステロイド薬喘息の治療において重要な薬剤であり、新型コロナウイルス受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の発現を抑えたり、ウイルスが体内に入り込む際に用いられるセリンプロテアーゼ(TMPRSS2)というタンパク質分解酵素を減少させることがわかっており喘息の治療を継続することが新型コロナウイルスの感染を予防することにもつながります!

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