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喘息治療コラム

【1月🎍寒さや乾燥・感染症に注意を!😷

2024年1月3日

 冬⛄️の冷え込みが厳しくなり、乾燥も気になるこの時期。暖かい部屋から出る時や換気時などに急に冷たい空気を吸い込むと、気道が収縮して喘息の発作が起こることがあります。冷たい空気を直接吸い込まないように外出する時はマスク😷を着用するとよいでしょう。室内の換気時にも注意が必要です。乾燥した空気やインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染から守るためにもマスク😷の着用や室内の加湿が効果的です。もちろん、日々の喘息治療も忘れずに行いましょう!

 

【医師の指示どおり、毎日治療を続けていますか?】
 薬によって咳や発作などの症状が一旦ややおさまると(一見、治ったかのようにみえているだけなのですが…)「喘息が治ったかな?」と思って治療をやめてしまっていませんか?(「小児」👦はともかく「成人」👨喘息は残念ながら完全に治ることはありません…)症状がなくても気道の炎症は続いています!…そのまま薬をやめてしまうと病状がどんどん悪化するだけでなく、やがて気道が狭い状態のまま元に戻らなくなる「リモデリング」が起こり、喘息が重症化してしまいます…(薬をやめてしまう前よりも、もっとより治りにくい状態になってしまいます…)軽い発作(症状)であっても、気道が収縮するたび(症状が悪化するたび)リモデリングが進むおそれがあります。その結果、インフルエンザ新型コロナウイルスどころかちょっとした風邪をひいただけで、季節の変わり目で朝晩が涼しくなり、ちょっと気温差が起こっただけで症状がひどく悪化😷してしまうようになってしまいます…リモデリングを防ぐためにも、インフルエンザ新型コロナウイルスの感染による症状悪化を防ぐためにも、きちんと必要な予防接種を受けて、医師の指示どおりに症状が治まってもきちんと治療を継続してゆきましょう特に吸入ステロイド薬喘息の治療において重要な薬剤であり、新型コロナウイルス受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の発現を抑えたり、ウイルスが体内に入り込む際に用いられるセリンプロテアーゼ(TMPRSS2)というタンパク質分解酵素を減少させることがわかっており喘息の治療を継続することが新型コロナウイルスの感染を予防することにもつながります!

診療科目

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