052-777-2881 休診日/水曜午後・土曜午後・日曜・祝日

喘息治療コラム

【1月🎍🎌寒さや乾燥、感染症に注意を。マスク😷の着用を心がけて!】

2021年12月19日

 冬の冷え込みが厳しくなり、乾燥も気になるこの時期⛄️。暖かい部屋🔥から出る時や室内の換気時など急に冷たい❄️空気を吸い込むと、気道が収縮して喘息の発作が起こることがあります。冷たい❄️空気を直接吸い込まないよう、外出する時はマスク😷を着用しましょう!(3回目のワクチン接種も予定されてはいますが、まだまだオミクロン株など注意が必要で)乾燥した空気やウイルス(新型コロナやインフルエンザ)などの感染から守るためにもマスク😷の着用や室内の加湿が効果的です。また、日々の喘息治療も忘れずに続けましょう! 

 

【医師の指示どおり、毎日服薬を続けていますか?】
 薬によって咳😷や発作などの症状が一旦やや治(おさま)ると(一見、治ったかのようにみえているだけなのですが…)「喘息が治ったかな?」と思って服薬をやめてしまっていませんか?(「小児」👦はともかく「成人」👨喘息は残念ながら完全に治ることはありません…)症状がなくても気道の炎症は続いています!…そのまま薬をやめてしまうと病状がどんどん悪化するだけでなく、やがて気道が狭い状態のまま元に戻らなくなる「リモデリング」が起こり、喘息が重症化してしまいます軽い発作(症状)であっても、気道が収縮するたびにリモデリングが進むおそれがあります。リモデリングを防ぐためにも、まだまだコロナ禍が続く(完全な終息までにはあと1〜2年?)これからの時代こそ医師の指示どおりに症状が治まってもきちんと治療を継続してゆきましょう!特に吸入ステロイド薬喘息の治療において重要な薬剤であり、新型コロナウイルス受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の発現を抑えたり、ウイルスが体内に入り込む際に用いられるセリンプロテアーゼ(TMPRSS2)というタンパク質分解酵素を減少させることがわかっており、喘息の治療を継続することが新型コロナウイルスの感染を予防することにもつながります!

診療科目

  • 総合内科
  • 呼吸器科
  • アレルギー科
  • 予防接種・特定検診