喘息患者さんの気道はさまざまな刺激に敏感です。暑い屋外から冷房の効いた室内へ急に移動すると、冷たい空気が気道を刺激し、咳や息苦しさ、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)を引き起こすことがあります。また、冷房によって空気が乾燥すると、気道の粘膜が刺激を受けやすくなり、症状が出やすくなる場合もあります。
さらに、エアコン内部にたまったほこりやカビは、喘息の悪化因子となることがあります。フィルターの清掃を怠ると、これらのアレルゲンが室内に拡散され、咳や発作の原因になる可能性があります。
温度差による影響を減らすポイント
- 室温は外気との差が大きくなりすぎないよう、26〜28℃程度を目安に設定する
- 外出先から帰宅した際は、すぐに強い冷気に当たらないよう注意する
- エアコンの風が直接体や顔に当たらないよう風向きを調整する
- 定期的にフィルターやエアコン内部を清掃する
- 水分補給を心がけ、気道の乾燥を防ぐ
体調変化を見逃さないことが大切
夏場は暑さによる疲労や睡眠不足も重なり、喘息のコントロールが不安定になりやすい時期です。「最近咳が増えた」「夜間や早朝に症状が出る」「運動時に息苦しい」などの変化があれば、早めに主治医へ相談しましょう。
快適な室温管理と日頃の喘息治療を継続し、暑い夏を元気に過ごしましょう。
【医師の指示どおり、毎日治療を続けていますか?】
薬によって咳😷や発作などの症状が一旦ややおさまると(一見、治ったかのようにみえているだけなのですが…)「喘息が治ったかな?」と思って治療をやめてしまっていませんか?(「小児」👦はともかく「成人」👨喘息は残念ながら完全に治ることはありません…)症状がなくても気道の炎症は続いています!…そのまま薬をやめてしまうと病状がどんどん悪化するだけでなく、やがて気道が狭い状態のまま元に戻らなくなる「リモデリング」が起こり、喘息が重症化してしまいます…(薬をやめてしまう前よりも、もっとより治りにくい状態になってしまいます…)軽い発作(症状)であっても、気道が収縮するたび(症状が悪化するたび)にリモデリングが進むおそれがあります。その結果、インフルエンザや新型コロナどころかちょっと風邪をひいただけで、季節の変わり目にちょっと寒暖差↕️が起こっただけで、台風🌀の接近などによりちょっと気圧の変化が起きただけで、簡単に症状が悪化😷してしまうようになってしまいます…リモデリングを防ぐためにも、日中の気温が上昇して、朝晩との気温差が大きくなるこれからの季節だからこそ、医師の指示どおりに症状が治まってもきちんと治療を継続してゆきましょう!


