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喘息治療コラム

【冬が近づく11月🍁インフルエンザワクチンで流行に備えましょう!

2022年11月1日

 気温が低くなり、冬の近づきを感じ始める11🍂ウイルス感染により喘息増悪を招く患者さんが増えてくる時期でもあります。インフルエンザも喘息悪化の一因となりますので、インフルエンザワクチンの接種も大切です。特に今年の冬は新型コロナウイルスとの同時流行も予想されております!ワクチンの効果が出るのには23週間かかるため、早めに備えましょう!毎日の手洗いやうがいや喘息治療をきちんと続けることも重要です。

 

【医師の指示どおり、毎日治療を続けていますか?】
 薬によって咳😷や発作などの症状が一旦ややおさまると(一見、治ったかのようにみえているだけなのですが…)「喘息が治ったかな?」と思って治療をやめてしまっていませんか?(「小児」👦はともかく「成人」👨喘息は残念ながら完全に治ることはありません…)症状がなくても気道の炎症は続いています!…そのまま薬をやめてしまうと病状がどんどん悪化するだけでなく、やがて気道が狭い状態のまま元に戻らなくなる「リモデリング」が起こり、喘息が重症化してしまいます…(薬をやめてしまう前よりも、もっとより治りにくい状態になってしまいます…)軽い発作(症状)であっても、気道が収縮するたび(症状が悪化するたび)リモデリングが進むおそれがあります。リモデリングを防ぐためにも、ウイズコロナのこれからの時代だからこそ、医師の指示どおりに症状が治まってもきちんと治療を継続してゆきましょう!特に吸入ステロイド薬喘息の治療において重要な薬剤であり、新型コロナウイルス受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の発現を抑えたり、ウイルスが体内に入り込む際に用いられるセリンプロテアーゼ(TMPRSS2)というタンパク質分解酵素を減少させることがわかっており、喘息の治療を継続することが新型コロナウイルスの感染を予防することにもつながります!

診療科目

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