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気管支喘息

気管支喘息

2017年11月15日

気管支喘息

自覚症状の有無にかかわらず、気道内が炎症を起こしている状態で気道が狭くなっています。炎症を起こしている気道に刺激(ホコリやストレス、タバコの煙など)が加わると、さらに気道を狭め息をするたびにヒューヒューやゼーゼーといった音が出るようになってしまします。
そのため気管支喘息の治療は、吸入ステロイド薬で炎症をおさえることが基本となります。
最近では、吸入ステロイド薬と、気道を広げて呼吸を楽にする薬を一緒に吸入できる配合剤も使用することがあります。

呼気NO検査

治療の際にはまず、呼気に含まれる一酸化窒素の濃度を測定します。
下記の測定値を基に診断・治療を行っていきます。
喘息患者さんは、気道で多量のNO(一酸化窒素)が産生されるため健常者に比べて呼気NOが高い濃度になります。

ぜんそく危険度(呼気中の一酸化窒素の濃度)
成人健常者正常値 ~15ppb
喘息の可能性が高い方 22ppb~
ただし吸入ステロイド未使用の場合
ほぼ確実に喘息の方 37ppb
基準値を上回った場合は、喘息である可能性があります。
まずは、検査で症状と数値を把握しましょう。

診療科目

  • 総合内科
  • 呼吸器科
  • アレルギー科
  • 予防接種・特定検診