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アレルギー性鼻炎・花粉症

アレルギー性鼻炎・花粉症

2017年11月15日

ハウスダストやダニなどの通年性の症状をアレルギー性鼻炎と言い、花粉による季節性の症状を花粉症と言います。小児には少ないとされていた花粉症ですが、最近は低年齢化が進んできているようです。代表的なスギ花粉は、10人1人といるといわれるほど多い病気です。
スギ花粉は初夏から夏にかけて花芽をつくるので、この時期に気温が高かったり雨が少ないと、次の年は花がたくさん咲いて花粉の飛散量が多くなります。

風邪との症状の違い

1:鼻水は水のようにサラサラとしておりいくらかんでも出る。または頑固な鼻づまり。
2:くしゃみが発作のように続く

花粉の種類

2月から5月→スギ、ヒノキ
5月から9月→カモガヤ、ホソムギ、オオアワガエリなどのイネ科の植物
9月から11月→ブタクサ、ヨモギなどのキク科の植物

アレルギー性鼻炎(花粉症)の治療法

舌下免疫療法(花粉症治療)

体内の免疫機能として、人間にはウイルスや細菌などの外敵から身体を防御するという働きがあります。
くしゃみや鼻水などいわゆる花粉症による諸症状は、花粉をアレルギー物質と勘違いして起きるアレルギー反応によるものです。舌下免疫療法は、この体内の勘違いを正していく治療になります。
ごく少量のアレルギー物質を徐々に体内に取り入れ、実際に花粉が体内に入ってきたときにアレルギー反応の発生を抑える治療になります。
改善には、定期的な来院が必要で根気がいる治療です。

治療の適用ができない方
  • ・重度の気管支喘息患者
  • ・65歳以上の高齢者
  • ・妊娠中や授乳中の方
  • ・12歳未満のお子さん
  • ・悪性腫瘍の治療を行っている方
期待できる効果
  • ・くしゃみ、鼻水、鼻づまりの改善
  • ・涙目、目のかゆみの改善
  • ・アレルギー治療薬の減量
  • ・生活の質の改善

診療科目

  • 総合内科
  • 呼吸器科
  • アレルギー科
  • 予防接種・特定検診