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喘息治療コラム

【12月🎄ストレス、お酒やタバコの煙などに注意が必要な時期です】

2022年11月21日

 師走🎅になると忙しくなり、ストレスが溜まりやすくなりますね。また、クリスマス🎂や忘年会🍻などお酒を飲んだり、タバコ🚬の煙にさらされたりする機会も増えます。(まだまだコロナ窩で自粛傾向?ではありますが…)ストレスやお酒、タバコの煙は喘息悪化の原因となります。またインフルエンザウイルス感染は喘息患者さんでは重症化しやすい😷ので、感染しないようワクチン接種や、手洗い・うがいを慣行しましょう。特に今シーズンは新型コロナウイルスとの同時流行も予想されておりますので、早めにワクチン接種を(インフルエンザも新型コロナも)済ませておきましょうもちろん毎日の喘息治療きちんと続けることも大切です

 

【医師の指示どおり、毎日治療を続けていますか?】
 薬によって咳😷や発作などの症状が一旦ややおさまると(一見、治ったかのようにみえているだけなのですが…)「喘息が治ったかな?」と思って治療をやめてしまっていませんか?(「小児」👦はともかく「成人」👨喘息は残念ながら完全に治ることはありません…)症状がなくても気道の炎症は続いています!…そのまま薬をやめてしまうと病状がどんどん悪化するだけでなく、やがて気道が狭い状態のまま元に戻らなくなる「リモデリング」が起こり、喘息が重症化してしまいます…(薬をやめてしまう前よりも、もっとより治りにくい状態になってしまいます…)軽い発作(症状)であっても、気道が収縮するたび(症状が悪化するたび)リモデリングが進むおそれがあります。リモデリングを防ぐためにも、ウイズコロナのこれからの時代だからこそ、医師の指示どおりに症状が治まってもきちんと治療を継続してゆきましょう!特に吸入ステロイド薬喘息の治療において重要な薬剤であり、新型コロナウイルス受容体であるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の発現を抑えたり、ウイルスが体内に入り込む際に用いられるセリンプロテアーゼ(TMPRSS2)というタンパク質分解酵素を減少させることがわかっており、喘息の治療を継続することが新型コロナウイルスの感染を予防することにもつながります!

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